結婚式場に見学に行くと、最後は見積もりを出してくれます。
その場では、
- こんなにお金がかかるのか〜
- 今日だけフェアで特別に50万円も割引してくれてる!
- 前の結婚式場より安いからいいよね!
- ご祝儀がもらえるし大丈夫でしょう!
- この値段でできるなら私たちも支払えるね!!
と、色々なことを考えますが、結局は、
が、大多数の人だと思います。(私たちもそうでした。笑)
なぜ根拠をもとに判断できないかといえば…
結婚式はほとんどの人が最初で最後の一度きりだから比較対象がない!!
というのが原因かと思います。
なので、実際に結婚式を終えたKOTSUCHI夫婦の費用面を公開したいと思います!
この記事から気づいてほしいのは4つのポイントです。
- 見積もりに載ってないオプションがあるので注意!
- 食事のコースはどの金額帯を選んでいるのかチェック!
- 最初の見積もりはフルオプションで出してもらう!
- 費用を削れる場所はペーパーアイテムとムービー!
結婚式は式場によってシステムも違うし、夫婦それぞれのこだわりたいポイント、ゲストの人数でも費用は変わってきますので、いくらだったのか、ということより、どの項目を注意しなければいけないのか、に注目して読んでください。
見積もり額と請求額の違いは100万円!?
それでは、私たちの結婚式の見積もり額と請求額を比較しながら紹介します。
前提として、
- 見積もり時点ではゲスト100名を想定。
- 実際の披露宴のゲストの人数は80名 (内子ども4名)
- コロナ禍での開催のため、感染対策グッツを用意。
- 二次会の費用は含まない。
というお話だと思ってください。
では!一覧表にまとめましたので、どうぞ!!
画像が見られない方はPDFでどうぞ!(結婚式収支表PDF)
細かくて見づらいと思いますが、左側が式場見学の時(つまり契約の時)の見積もりで、右側が結婚式2週間前に支払った請求額です。
赤字の部分は、最初の見積もりの時より増額した項目や、そもそも最初の見積もりに項目として存在してなかったものになります。
そうです。約100万円の差額があるのです!!!
そして、ほとんどの項目で見積もりよりも高額になってしまっています。
念のため、もう一度お話しますが、
この金額はあくまでKOTSUCHI夫婦の場合であって、皆さんに当てはまるわけではありません。結果的に100万円の増額してしまいましたが、フランクスさんで結婚式ができたことには大満足しています✨
ただ…
と思うポイントもありましたので、これから結婚式をするみなさんのためになればと思って紹介しています。
それでは、ポイントごとに解説していきます。
見積もりに載ってないオプションがあるので注意!
私たちの場合、見積もり時点で気づかなかった項目が
- 贈呈花…13000円
- ケーキ&ナイフセット…9000円
- 親族の着付け関係…約90000円 ※両家の母は留袖を持ち込んでいます。
- ムービー約…約270000円
でした。
新郎新婦以外に親族にかかる費用は、完全に盲点でした。
「自分たちの分は自分たちで支払うよ」と、両親が言って費用を出してくれたので助かりましたが、念頭には置いておくべきだったと思います。
「撮影」という文字があったので、完全にスルーしてしまいましたが、映像関係を全く考えていなかったのはお恥ずかしい話です・・・。
「ケーキ入刀のナイフって別料金だったのかー!」と、この記事を書きながら気づきました。笑
食事のコースはどの金額帯を選んでいるのかチェック!
なぜ料理の金額が変わってしまったのか
最初の見積もりではコース料理が一人12500円で設定されていますが、最終的には17700円になってしまいました。
料理は前菜、スープ、魚、お肉、デザートのように分かれていて、それぞれにグレードがあります。フランクスの場合は2〜4つほどグレードが分かれていて、一つ一つ希望のメニューを選ぶことになります。
試食会にも参加してから選びますが、どのメニューも美味しくて悩みます。
悩みに悩んだ結果・・・。ちょっといい料理を選んでしまいます。だって美味しいから!笑
そうなると、最初の見積もりの金額では無理になってしまいます。
さらに!!デザートビュッフェやお寿司バー、ソルベパフォーマンスといったオプションを選ぶと…。もう、ね、そういうことです。笑
ちなみに。
最初の見積もりでは、ウェディングケーキが無料扱いになっていますが、一人あたり900円で選べるウェディングケーキは一部で、ほとんどが1000円以上。超えてしまった分は負担になります。
私たちの場合、1400円のケーキを選んだので、一人あたり500円分は増額でした。
料理はケチりたくない!!
現実を知った私たちはとても悩みました。
料理のグレードを下げると、単価が下がるので金銭的には大幅な節約ができます。
でも!!!!!
結婚式に出席した時に思い出に残っているのは、おいしいご飯!!
と思っていたので、料理に関しては私たちが美味しいと思うものを提供しようと決めて、ケチるのはやめました。
全部が最高グレードじゃなくていい!バランスが大事!
とはいえ。全部を一番いいグレードの料理にしたり、オプションを全てつける必要もないと思います。
私たちが選んだ料理とグレードはこんな感じです!
ジャンル | 料理名 | 価格 | グレード |
前菜 | 千葉の海と大地の贈り物 | 2600円 | ★★☆ |
フォアグラのポワレ | 2600円 | ★★ | |
スープ | 季節のポタージュ | 1100円 | ★☆ |
お魚料理 | 真鯛のポワレ 季節の野菜添え | 3800円 | ★★☆☆ |
お肉料理 | 牛フィレ肉の低温ロースト | 4300円 | ★★★☆ |
オプション | 寿司バー 魚介の握り寿司 | 1900円 | ★★ |
デザート | メロンとマンゴーのタルト | 1400円 | ★★☆ |
ウェディングケーキ | 1400円
(500円負担) |
★★☆ | |
飲み物 | プレミアムプラン | 4900円 | ★★★ |
例えば、「お肉料理は牛フィレ肉を食べてもらいたいから、お魚料理のオマール海老は諦めよう」みたいな感じで、考えていきました。
色々と頭を悩ませた料理たちですが、披露宴に参加したゲストの皆様からは、
と言っていただけたので、私たちも嬉しかったです✨
最初の見積もりはフルオプションで出してもらう!
ここまで話してきて、お分かりだと思いますが…。
最初の見積もりをフルオプションで出してもらえばいい!
ということです!!
結婚式場も一つの企業なので、目の前のお客さん(新婚夫婦)を逃さないように営業を仕掛けてきます。
これは当たり前のことなので、しっかりと受け入れて、自分たちが納得できる話し合いをするように心がけましょう。
ホテルフランクスで挙式した私の知人夫婦は最初の段階で「全部オプションつけた見積もりを見せてください!」とお願いして、500万円の見積もりを出してもらっていたとか。
500万円だと思っていて450万円なのと、350万円だと思っていて450万円なのは気持ちの面で違いますよね!
費用を削りたいならペーパーアイテムとムービー!
それでも費用を削りたい〜
という人は、
と、費用を安くすることができます。
私たちが手作りしたり、他の会社に外注したのは以下のものたちです。
品物 | どうしたか | 価格 | 式場の場合 |
招待状 宛名書き |
自分たちで 手書き |
無料 | 190円×人数 |
席札 | 知人に 作成依頼 |
30000円 | 210円×人数 |
席次表 | 1000円×人数 | ||
ウェルカムボード | 25000円 | ||
プロフィール
ムービー
|
自分で 作る |
30000円 | 90000円? |
オープニング ムービー |
自分で 作る |
88000円 | |
ウェディング ブーケ |
新婦母のを リメイク |
無料 | 25000円 |
ブーケトス用 ブーケ |
自分で 作る |
3000円 (1000円×3個) |
8000円? |
新婦 小物アイテム |
フリマアプリで 買って持参 |
43000円 | 100000円 |
アルコール マスク |
自分で作る | 5000円 | 金額不明 |
やろうと思えば、たくさんできます!
特にペーパーアイテムとムービーは基本的には自分たちで持ち込むのをおすすめします。
式場見学の時に大切なのは、
自分でもできそうなことを式場にお願いするといくらかかるのか知る
ことです!
なので、念のためフルオプションの見積もりをお願いしましょう!
まとめ
幸せなのはとってもいいことですが、勢いで物事を決めてしまうのも事実。
人生一度きりのイベントは失敗するとやり直すことが難しいので、先輩花嫁たちの話を参考にいい判断をしてもらいたいと思います。
この時点では、結婚式が人生で一番高い買い物です。
せっかくなら気持ち的にも、お財布的にも、楽しく準備を進めてくださいね!!
ちなみに、私たち夫婦は予算300万円のつもりで少しオーバー感があったので、プランナーさんに30万円の値引き交渉をしたところ…
上席さんと相談してくれて、さらに割引をGETしました!笑
「あと◯◯円割引を…」「この部分でサービスないですか?」と相談してみるもの一つですね!ただし、結婚式までのお付き合いになるので、あまりに強引な値引き交渉はしないほうがいいかと思います💦
幸せな結婚式になりますように!