最初の打ち合わせから約1ヶ月。
ほぼ毎週のように設計士さんと打ち合わせをしてきましたが、ようやく間取り図面が完成しました✨
振り返ってみると、最初の要望とは違う部分も多々ありますが、私たち夫婦がこだわりたいポイントが凝縮されている間取りに仕上がっていると思います。
何より、私たちが言葉で伝えたイメージを図面という形に表現してくれる設計士さんが凄すぎて凄すぎて…!!
これからの打ち合わせで細かい部分が決まっていくことになりますが、現時点でのこだわりポイント集ということで、まとめてみたいと思います。
私たち夫婦は、特別金銭的に余裕があるわけでもないですし、ごくごく一般的な家庭です。
そんな「ふつう」なKOTSUCHI夫婦が注文住宅で、おしゃれよりも生活のしやすさに焦点を当てた間取りを作るとどうなるのかに、ご注目いただきたいと思います。
完成した間取りを大公開!
それでは、早速完成した間取りをお見せしたいと思います!
第4回目の間取りから、変更を加えたのはほんのわずかですが…違いにお気づきでしょうか?
(もし興味がある方は前回の記事もご覧ください「【間取り④】第4回打ち合わせ 〜階段・扉・窓で部屋が変わる!?」)
もう、これ以上は言うことなし!の間取りが完成しました。
概要をまとめると以下の通りです。
- 1階面積…57.13㎡(17.28坪)
- 2階面積…41.81㎡(12.64坪)
- 延床面積…98.94㎡(29.92坪)
私たちは「延床面積30坪標準プラン」という契約をしています。
標準プランの中で、最大限のわがままを言って1階の延床面積を広くしてもらいました。総2階ではなし得なかった間取りだと思います。
間取りのこだわりポイントを紹介
それでは、間取りの中でもこだわっていたポイントを紹介していきます。
部屋の部分ごとに分けてお伝えします。
こだわりポイント 〜 玄関編
まずは玄関です。玄関のこだわりポイントを一覧にしてみました。
- シューズクロークを作って靴や外で使うものが収納できるようにする。
- 日常玄関とシューズクロークどちらにもホールから行き来できるようにする。
- 垂れ壁にして空間を区別できるようにする。
- ホールとの境を横に広くする。
- 洗面室にそのまま行けるようにする。
それでは、画像とともに、それぞれについて確認しましょう。
シューズクロークを作って靴や外で使うものが収納できるようにする。
当初はシューズボックスとシューズクロークどちらも設置することを考えていましたが、スペースの関係で断念。
それでも、十分と言えるスペースを確保することができました。
棚はL字に設置してもらう予定で、足元に採光をとりこむための細長い窓をつけました。
いずれはすのこを敷くのも良いかなと考えています。
日常玄関とシューズクロークどちらにもホールから行き来できるようにする。
シューズクロークが入口から奥に長い空間だと、「靴を取るために一度サンダルを履く」という動作があると思い、シューズクロークは横に広くして、できるだけすぐに靴が取れるようにしました。
「お客様用玄関」と「家族用玄関」で分けるというアイディアも見かけましたが、、、
という話になり、やめました。笑
もしお客さんが来るときは、ロールスクリーンでシューズクロークを隠せるような作りにしました。
垂れ壁にして空間を区別できるようにする。
一部天井を下げて垂れ壁にすることで、扉をつけない中での空間の間仕切りを考えています。
弧を描く形の垂れ壁(アーチ型)は施工が難しく、オプションになってしまうそうなので、諦めました。
ホールとの境を横に広くする。
玄関は縦に長いより、横に広いほうが荷物を置いたり、子どもが靴を履く手助けがしやすいと思って、お願いしました。
洗面室にそのまま行けるようにする。
帰ってきた後の動線をイメージし、
- 手洗い
- シャワー(もしくは足洗う)
- 着替え
- リビングへ
が叶えられるように、洗面所を玄関ホール正面にもってきました。
トイレも洗面所の中にあり、玄関に近いので、子どもたちのお出かけ前と帰宅直後には効果的に使えそうです✨
こだわりポイント 〜 洗面脱衣編
続いては、洗面脱衣編です。こだわりポイントは以下の通りです。
- 洗面と脱衣のスペースを分ける
- 扉ではなくロールスクリーンで仕切る
- 洗面スペースを横に長く取る
- 窓が洗濯機の後ろにならないようにする
洗面と脱衣のスペースを分ける
子どもが大きくなったり、お客さんが来ることを想像すると、洗面と脱衣のスペースを分けたかった私たち。
間取りを色々と変更するなかで、この形にたどり着きました。
脱衣室が若干手狭に感じますが、服を脱ぐだけのスペースなので良しかと思っています。
扉ではなくロールスクリーンで仕切る
洗面と脱衣のスペースを分けたことによって、それぞれのスペースは小さくなってしまいました。
そこに扉をつけるとなると、さらに圧迫感が…。
ということで、ロールスクリーンで空間を仕切ることにしたので、扉をつけるのをやめました!
洗面スペースを横に長く取る
と考え、横に広くスペースをとってもらいました!
流しがない方の壁には後々、鏡を付けようかと考えています。
窓が洗濯機の後ろにならないようにする
ということで、窓の位置をずらしてもらいました。
私たちはガス乾燥機の「乾太くん」を導入予定のため、洗濯機の上に乾燥機がある想像。
掃除のしずらさを考えると良い判断だったと思います!
こだわりポイント 〜 LDK周辺編
続いてはLDK周辺です。
- 小さくてもファミリークロークを作る
- 小さくてもパントリーを作る
- キッチンを奥にしてLDKを見渡せるようにする
- リビング内階段には引き戸をつける
- 階段下のスペースは1カ所も無駄にしない
- スタディースペースの窓は目線より上につける
- スタディースペースとニッチの壁にはマグネットボードを仕込む
- 床下点検口はできるだけ目立たない場所に
小さくてもファミリークロークを作る
1階と2階の往復をできる限り避けたいと思い、設計士さんにわがままを言って、1階にファミリークロークを作ってもらいました。
当初は片側ハンガーのみの予定でしたが、スペースの取り方を工夫していただき、両側に棚を設置できるようにしてもらいました。
また、脱衣室⇨キッチンへの回遊動線も作りたいとお願いしたところ、叶えていただきました!
小さくてもパントリーを作る
「パントリー」
と、憧れの響きだったので、作りました。笑
棚の奥行きは30cmにしてもらいました。45cmだと奥に何があるかわからなくなりそうだったので、浅く広くして、その分で扉をつけてもらうようにしました。
キッチンを奥にしてLDKを見渡せるようにする
キッチンの位置が部屋全体のどこに来るのかを重視しました。
この位置にすることで、
- 部屋全体を見渡せる
- お客さんが入ってきてもキッチン内のごちゃごちゃが見えない
というメリットがあります。
家の主はパパではなくママですから、ママの指令台は大切です!
リビング内階段には引き戸をつける
と言われていましたが、
とお願いして、つけてもらいました。
最後まで
- 臭いが2階に上がること
- 冷暖房の効きが悪くなること
- を心配していた私たちなので、この問題が解決できたのは大きかったです!
階段下のスペースは1カ所も無駄にしない
とにかくスペースを無駄にしたくない私たち。笑
リビングに面した部分は大きな収納として、畳スペースに面した部分はルンバ基地としての役割を考えています。
また、奥行きが90cmの収納も作れますが、設計士さんより
とアドバイスをしていただいたので、このような形になりました。
スタディースペースの窓は目線より上につける
スタディースペースの正面に窓がある予定でしたが、
ということで、窓の種類を変えてもらうことにしました。
高い位置に横に長いスリット窓をつけることで、採光を確保しながら壁も使えるようにしました。
このおかげ?で、シャッター1台分を浮かせることができたのもプラスでした!
スタディースペースとニッチの壁にはマグネットボードを仕込む
プリント類を貼るスペースを作ろうと思い、スタディースペースの壁とニッチの壁にはマグネットボードを仕込んでもらうことにしました。
間取り打ち合わせの段階で相談できたので、マグネットボードのサイズに合わせて無駄なくニッチを作ることができそうです。
床下点検口はできるだけ目立たない場所に
もともと、キッチンにあった床下点検口。
段差がないとはいえ、凸凹するので、できる限り立ち止まらず目立たない場所に、ということで、ファミリークロークの中に設置することにしました。
こだわりポイント 〜 畳スペース編
畳スペースの大きさは4.5畳にしようか最後まで悩みました。
しかし、4.5畳にすると、他のスペースを諦めないといけないので…
3畳にするかわりに扉をなくして開放感を作る!
という結論に至りました。
また、いつもはここで洗濯物が干せるようなスペースにしようと考えています。
こだわりポイント 〜 2階編
という気持ちで、最小限のスペースにしました。
その分、無駄なスペースを作らないように注意をしました。
画像に青で示したのは、「見えない通路」です。
そこには家具を置くことができないので、実際はデットスペースとなります。
私たちの間取りでは、扉を開けたらクローゼットの配置にして、部屋の奥は家具が起きやすいようにしました。
まとめ
こうやってまとめてみると、
と気付かされました。笑
しかし、注文住宅を選んだからには、後悔しない家づくりがしたかったので、毎週通って間取りを完成させることができてよかったと思います!
しかし、まだ打ち合わせは続きます…。