2021年12月17日、無事上棟を迎えることができました!
記念すべき日ということで、仕事の休みをとって、朝から立ち会うことに。
しかし…
作業開始予定の8時に現場に行くと、雨が降っていました😭
その後、お昼前にkotsuchiママが仕事を終え合流。すると雨が止みました✨
天気が回復すると、どんどん作業が進むのですが、雨が降った日の上棟は心配ですよね?
そこで!!
雨の日の上棟の様子
8時00分 現場に到着
朝8時から作業が始まると聞き、現場に到着。記念すべき日ということで、KOTSUCHIパパの母にも仕事前に見に来てもらいました。
その時の様子がこちら!
写真でもわかるほどの大雨。笑
クレーン車も準備していましたが、雨が止むまで中断になっていました。
この時は、建築資材はブルーシートで養生されており、雨が直接当たらないようになっていました。
とはいえ、基礎部分には水溜りが…心配です。
雨の中、上棟作業をすることもあるそうですが、この日のように雨が強い場合や、天気の回復が予想されている場合は、作業を中断することがあるそうです。
10時00分 雨が止み作業開始
天気予報通り10時に雨が止んだので、作業が開始されたと連絡がきました。
現場に行くと、すごいスピードで作業が進んでいました。
私たちの家は、「パワービルド工法」という建築工法で建てられています。
この工法では、工場で図面通りのサイズや形にカットされ、金具がついた状態で届き、現場では組み合わせていきます。
[公式]パワービルド|オリジナル木造建築工法を世界へ
http://www.powerbuild.jp
パワービルド工法では、ボルト・ナットを使用せず、専用のオリジナル金物で柱や梁を緊結する、きわめて構造信頼性の高い次世代の工法です。
この時には雨が上がっていたので、木材が濡れる心配はありませんでした。しかし、基礎部分は見てわかるように、濡れた状態のまま…。
それに加え、上棟の時は大工さんたちも土足で移動するため、雨の影響もあって泥が各所についてしまっていて不安が重なります。
よく見ると、1階の床部分はビニールで養生がされていました。
床の汚れが気になったので聞いてみました!
上棟が終わった後はきれいに掃除をして、この上に床材をはるので大丈夫!
とのことでした。(とはいえ、「大丈夫かな…」という気持ちになります💦)
12時00分 1階部分が終了
あっという間に1階部分が終了し、2階の床になる建材がはられていました。
ここまで約2時間。早い!!
ここで、土台部分の木材が濡れていることが心配になったので、聞いてみると、
木材は水分を吸い切ることはなく、濡れてしまったら時間をかけて乾かしていくので大丈夫!
とのことでした。
家を建てる時は、天気との兼ね合いでスケジュールが変更になることはあるようです。
14時30分 2階部分も柱が立った!
2階部分は屋根に関わる柱も多いので、時間がかかっているようでした。
建築資材はクレーンで2階に運ばれているのですが、その運転テクニックが素晴らしい!!
電線を避けながら、どこかにぶつけるところもなく搬入するのは、さすがプロだと思いました。
16時30分 作業終了!
夕暮れ前に作業は終了。
午前中の雨の影響で、本来の予定の屋根までは到達できなかったそうです。
残りの建築資材はしっかりブルーシートで養生して作業を終えてくれました。
雨予報の上棟はどうなのか
縁起の話でポジティブ思考
上棟日に雨が降ると
- 福が降り込む
- 永遠の火消し
- 幸せが降り込む
といったように、昔から縁起がよいとされているそうです。
私たちの上棟は朝に雨が降り日中から晴れてきたので、大工さんに
と言われましたよ!
木材は濡れても大丈夫!?
「木」という材質に注目してみましょう。
木にはもともと多くの水分が含まれていて、伐採直後は50~60%の含水率だそうです。これを建築資材として利用するために含水率を15~25%程度にまで大型の乾燥炉で乾燥させ、強度を高めているそうです。
そして木の特性上、一度乾燥させた後はその表面から水分を吸収しにくくなるようです。そのため、多少の雨に濡れても心配はないということです。
日本は1年の三分の一が雨とも言われる地域ですから、木材をまったく濡らさないで家を建てる方が難しいと言えそうですね。
仮に上棟日が晴れていたとしても、防水シートが張られるまでの間に雨が降ったら、結局木材は濡れてしまいます。
本当に気にするのであれば、雨が降りづらいシーズンに上棟できるように計画するのがいいかもしれませんね。(それでも雨には降られますが…)
とはいえ、できることなら延期も視野に。
多少の雨は大丈夫とはいえ、上棟作業中は雨対策がしっかりとできないので、事前にわかっていることなら、延期することをハウスメーカーに相談してもいいかもしれません。
木材が濡れても大丈夫とはいえ、継ぎ目の金具への影響も忘れてはいけません。
そして汚れること…。きれいにしてくれるとはいえ、見てると心配になってしまいます。
しかし、上棟は多くの大工さんやクレーンが参加しなければできない作業のため、簡単に日程を変更することができません。台風や大雨でなければ、決行されることでしょう。
まとめ
「雨に濡れる」ということだけでも、私たち一般人と家を建てるプロの方々の感覚の違いもあることがよくわかります。
私個人的には、
と考えているので、そんなに気にしていません。
家を建てたいのは人。家を作るのも人。だからこそ、家づくりではコミュニケーションが大切で、心配なことは相談し、実際に自分の目で見て、安心して暮らせる家づくりを目指しましょう!